ハロヲタと遠雷

東北のぼっちハロヲタ

元こぶしファクトリーのあの娘を思う

お母さんになるんだね

母子ともに健康で幸せに生きて欲しい










すぐ別れそうとか、ビッ●とか、酷いこと言う人もいるけど




それでも




あの娘は今でもこぶしファクトリーの曲を聴いてくれてる



あの娘は『アイドル楽しかった』って言ってくれた




アイドル辞めたら『アイドルなんてやりたくなかった』って言う娘は凄く多い


でもあの娘は『楽しかった』って言ってくれたんだよ



その言葉にどれだけ救われたか



応援していたことが重荷だったんじゃないか
アイドル嫌だったんじゃないか
自由に恋愛もさせてあげられない環境で苦しかったんじゃないか

あの娘に感じていた罪悪感
私たちファンが、望まない彼女にアイドルを着せてしまっているのでは無いかという不安



それを拭ってくれた
こぶしファクトリーが好きだって言ってくれた

それだけで私は涙がでるほど嬉しかった



あの娘はあの娘なりの幸せをつくっているんだよ
だからもうゴチャゴチャ言わないであげてほしい



お願いします

りさ子のガチ恋♡俳優沼を読んで

モーニング娘。OG、現女優の新垣里沙(以下ガキさん)主演で2017年8月に行われた舞台。
りさ子のガチ恋♡俳優沼。
2018年4月20日、書籍として発売されたのでハロヲタとしては買わねばならんと購入。


《26歳、彼氏なし。OLりさ子の趣味は舞台鑑賞で、若手イケメン俳優の翔大君を追いかける日々。2.5次元舞台『政権☆伝説』に通いつめ、高額プレゼントを贈る。「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」とお金と時間をツつぎ込み、彼からのちょっとした「特別扱い」にときめいていたが、ネットで彼に彼女疑惑が持ち上がり……。》
というのがあらすじ。






以下、微ネタバレ感想です。







多分知らない人は一生知らない世界設定。
私は基本的に女の子が好きなので『ガチ恋』『リアコ』という世界も、男性が多くでる舞台もあまり詳しくはない。
冷やかしで観たテニミュ、漫画にハマって観てみたペダステ、どちらもTSUTAYAで借りてみただけで実際に観に行くことは無い。
田中れいな出演の不思議遊戯、悪の娘等や須藤茉麻出演のダンガンロンパも円盤購入のみ。
ハロプロ舞台のステーシー、リリウム、ファラオの墓、我らジャンヌ等もチケットが取れず円盤購入しただけだ。

ハロー!プロジェクトメンバー及びOGの出演舞台を観るのは好きだが、それは普段の『コンサートで活躍するメンバー』あってのことで、
『舞台のみ』となったとき全力で応援するかといったらそこは違ってくる。



私の応援する感覚というのはその程度なのだ。
物語の中の言葉を借りるなら『ゆる〜く応援中』。



01 劇場
しかし冒頭から始まったりさ子目線の舞台感想は、私がよくやってしまう『何様目線感想』で
ハイタッチの時手が〜というエピソードも
私がよく思いこむ(今絶対目線くれた!!)という自意識過剰勘違いハッピー病そのもので
私は早い段階から、私の中の過剰なりさ子が
物語のりさ子と少し歪ではあるものの抵抗なく重なっていくのを感じた。
絶叫するヲタ女グループってどこにでもいるんだな…とアイドル現場との共通点を見つけなんとなく舞台ヲタを身近に感じた。






02 楽屋
序盤で一番面白かったところは秋山悠目線のエピソード。
この世界設定事態がメタ目線であるにも関わらずその向こう側のメタ目線まで書かれている。
びっくりしたのがプレゼント。
所謂『貢ぎヲタ』というのは確かにアイドル現場にもいるが、女ヲタと男ヲタではプレゼントの質が違う。
手作りの菓子など見たことがない。
今時好きな男に手作りの菓子を作ったりマフラーを編んだりするなんて別冊マーガレットの中でも無い。
2.5次元舞台はプレゼントを渡すまで、はファンの自由の幅が大きいんだなと感心した。
と同時に勘違いしやすくなるだろうとも思った。



『こんなに尽くしてあげた』と思われやすくなるだろうな〜と。それが一方的なものであっても。






03 劇場裏
私は出待ちをしたことが無い。
ハロプロはもちろん、好きな歌手やバンドのライブでも。
ただ、昨年のあるライブのことを思い出した。


私はその日仙台にあるキャパ150程度のライブハウスにいた。
とある女性ボーカルバンドの仙台公演の為だ。
名古屋や大阪のチケットはすぐさばけたのに仙台公演のみ『チケット 予約 ○』と表示されていた。
公演二週間前でも状況は変わらず、(仙台でこの調子だともう東北に来てくれなくなるのでは…)と心配になった私はほとんど衝動的にコンビニでチケットを買い、新幹線に乗り込んだ。

ライブは素晴らしかった。
女性ボーカルはその日喉の調子が悪いにも関わらず歌うと無敵であった。
涙が出た。後方で地蔵しながら泣いていると目があった気がした。
「来て!!」と言われて、気づいたら中程まで歩いていた。周りに無茶するような人もいなくて、セトリも完璧で、「また仙台に来たい。来年も絶対どうにかして来たい。愛犬も連れて」とボーカルが締め括ると大きな拍手が沸いた。

来て良かったと思った。

ライブ終了後、色々な思いを反芻しながら一人仙台駅へと歩いた。脳味噌から言葉が溢れていくので自分の感情の速さに処理が追い付かなかった。
冷たい夜風にあたり深呼吸してドキドキする気持ちを抑えた。
はやぶさに乗り込み遅めの夕食を取りながらTwitterを開いた。
もちろんこのライブの感想を呟くためだ。
すぐにRTされた。
バンドのファン垢だった。アイコンは女性ボーカルの画像だった。
きっとこの人も感想を呟いていると確信してアイコンをタップした。

この感動を誰かと共有したい。

ぼっちヲタはSNSで見知らぬ人をファボることしか出来ないが、それでも。それでも。





私の確信はハズレていた。

ファン垢のTLは、その日来ていた違うグループのマナー違反への厳しい言葉で溢れていた。

私がタップしたアイコンのグループとは別のグループは地方ならではのユルさを利用して出待ちをしたのだ。
プレゼントを渡すなどし、ツーショットを撮ってもらい、そのツーショット画像をアイコンにしたことが原因だった。

マナー違反だと責め立てるグループと、
○○ちゃんは良いって言ってくれたと主張するグループで意見は分かれていて

私はすぐにTwitterを閉じた。

先程までのキラキラした気持ちが少し減ったのを誤魔化すように牛タン弁当をのみこんだ。

高校の時バイト先で知り合った子はジャニーズの追っかけだったなと、唐突に思い出した。
当時ドラマで大人気だった某メンバーがJr.だった頃、前日から裏口を陣取って直接お手紙を渡したのだと鼻息荒く教えてくれた。その時の「おおきに!」が耳にこびりついて、彼氏と比べてしまうのだと。将来は東京のメイクの専門学校へ行き、TV局のメイクになるのだと息巻いていた。
必ず彼の近くに立つのだと。

私はステージ上に立つ歌手やアイドルしか見たことがない

けれど、同じ地面に立って「ありがとう」と声をかけられたら


彼女たちと同じようなことをせずにいられるのだろうか



見上げなくて良い好きな人、というのは少し怖い。
それが理想や憧れであればあるほど。

そう考えると出待ちとは崩壊の始まりなのかなとも思った。





04 打ち上げ会場
05 大衆居酒屋
あるあるだな〜て感じ。わかる酔って推しの話するの楽しい〜好き〜。なんなら酒なくても酔える〜!
ifで妄想するだけで二時間経ってて爆笑したことある身からするとこういう話できる友達って最高だと思うよね。




06 オフィス
仕事不真面目過ぎて笑ったwww
絶対駄目だろwwwネットパトロールしすぎwww
これがガチ勢か〜て気持ちになった。



07 テレビ局
08 カラオケルーム
私これしたことある!友達と!弱虫ペダルの声優イベントDVD観たんだ!!めっちゃ面白いよね!
推しは鳴子章吉くんです!!
応援上映とかもこういうことするヲタク多いから繁盛してるんだろうな〜。





09 レストラン
個人的に凄くキツかった。
私は基本的に馬鹿舌で貧乏思考なので食べたくもないランチに1,680円とか罪悪感で死ぬ。
あと『分かってない』人に『分かるように』説明出来ないもどかしさ。
そしてそういう人に限って、後に心に効いてくるようなことを言ってくるやつ!!
苦しい。絶対苦しい。多分あいつらヨガ習ってるしバターコーヒーダイエットしてるしゆうこすをフォローしていて週末はパパ活で得た金でリムジンパーティーをしている。





10 稽古場
11 イベント会場
ツラい。ただただツラい。全員少しずつ悪人。
誰も善人のいない穏やかで薄味の地獄。
しかし薄味の地獄も時と共に内臓に効いてくる。
そう、ここらへんの文章は内臓に効いてくる。





12 稽古場以降はあまりにも内容に関わってくるので書かずに終わりますが、


第二章からのりさこの怒濤の展開は逆にリアルで
何て言うか
『彼女を軽んじてくる他人からぶつけられた居心地の悪さ』『悪意の無いタイミングの悪さ』という苦しさや悲しさが積み重なって呪いになっていくグラデーションを見れました。

真水から火にかければ気づかずに茹で上がる。
でもカラカラに枯渇したその中身には
過去の自分が費やした誰かへの気持ちと可哀想な私しか残っていないなんてツラすぎる。

あーめっちゃ面白い。胸糞悪い。でも好き。

松澤くれはさんガキさんをりさこにしてくれてありがとう。



そして、ガキさんの元旦那さんのファンの人も、多分見た人多いと思うんですよ。
私はハロヲタだから、ガキさんが幸せなら別に恋愛しても結婚しても良くて(アイドルは卒業してるし)
だから我々ハロヲタガキさんが結婚するとき手放しで喜んでしまって、元旦那さんのファンに対して物凄く無神経だったんだなあとこの作品読んで猛省しました。

本当にあの時はすみませんでした。


という気持ちで半年前に書いて、
書いたは良いけどアップしていなかったブログでしたが今さらアップしてみました。




なぜなら!!!!!!!!!!!!!!!!



11月17日から放映する映画『銃』にガキさんこと新垣里沙さん出演します!!!!!!!!!!!!

りさこのガチ恋俳優沼見た方でガキさん良いなと思って頂いた方!!!!!!
お願いします!!!!!!!!!!
お財布とお時間に余裕がある方!!!!!!!!!!
どうか!!!!!!!!!!
『銃』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見てください!!!!!!!!!!!!!!

超歌手大森靖子を読んで

超歌手大森靖子を読みました。

ハロショのイベントに出る女性歌手がいる、という情報を大型掲示板でみたのが、大森靖子さんを知るきっかけでした。

後日、(ハロヲタの歌手ってどんな人なんだろうな)と思った私はタワレコでインディーズアルバムを2枚購入し、聴きながら帰ろうと車に備え付けてあるプレイヤーにセットしました。
が、帰ることが出来ませんでした。


本当に周りから見ればすっごく気持ち悪い考えだと思いますが、聴いた瞬間に(やっと会えた)って気持ちでした。

(※辻仁成さんをディスってるわけではありません)



2枚のアルバムを聴き、歌詞カードやライナーノーツを読み、ちょっぴり泣いたら三時間も過ぎていて、それでも足りなくて、でも駐車場があと15分で閉められるので慌てて帰ったのを覚えています。

ハロプロ銀杏BOYZが好きで、宇多田ヒカル浜崎あゆみがカリスマで、ゆとり世代で、個人HPと前略プロフを通り過ぎてきた私に
【同年代の神様が出来た】のが2013年12月14日のことです。





ここから感想です↓(ネタバレはありません)




冒頭を読んだ時、文字のひとつひとつが傷のように見えてきました。

大森さんは炎上してもメジャーデビューしても結婚しても妊娠しても炎上しても出産しても炎上しても止まらず走り続けてくれています。

すごくタフだと思います。

でもそのタフさというのは
【一 大森靖子】という人間がタフ というより

大森靖子は毎日色々なことで殺されていくけれども、それでも大森靖子はなくならない】
みたいなタフさで

(近いところで言うと綾波レイとか富江とかだけどでもそれとも全然違う語彙力が無い誰か代わりに説明して欲しい(泣))



(この人は、この人の作る芸術は、感性は、何度も何度も誰かに殺されたのだろうか)
と思ってしまうところもありました。



そういう誰かから受けた傷が文字になったような、
本が身体だとしたら文字は傷痕で
傷だらけの身体は一見すると痛そうで、こちらまでヒリついてしまいそうなのに

それでも身体は温かくて、受けた傷痕までもがその身体で、この身体は私の身体だと、この身体こそが私の身体だと言っているような気持ちになりました。

そして、そういう傷を他の人が負わないようにしたいんだろうなとも感じました。

読み進めていくと文字が傷痕だけでは無いとも思い始めました。

血や、血管や、時折骨まで文字にしてくれて
(しかも背骨みたいな言葉もあるの!ガチの出血大サービス!)


そりゃこのタイトルになるなと

だってこの本は超歌手大森靖子自身なのだから






だからこそ

こんなに自分の身体を開いて、内臓まで見せてくれて、なんなら触らせてくれて、こんなに誠実な人がこんなに苦しまなければならない世の中の理不尽さが悔しい

いつだって世の中は不公平だけど
それでもこの愛が報われないなら一生初恋を最後の恋なんだと信じて生きていきたいじゃないですか



もう何いってんだろうなって感じだけど近い言葉が無いんです…
言葉にすると遠くなるってなんなんだろ…
語彙力の限界…低学歴の哀しみ…



本の中には私に最近起こった凄く似てるモヤモヤしたこともあったけど、
私には分からない悲しみもあって、読んでみても全部が全部「分かるわ〜」とか言えないけれど



それでも私はやっぱり大森靖子さんが好きだな〜て再確認しました。


そもそもね〜優しいんですよ!やっぱ!優しい!


「お金のないファンのためにYouTubeを毎週更新する」とか、
Twitterで必ずおはようをする」とか
「LINEライブでライブに来られない人にも歌を届けてくれる」とか
「DM解放」とか!
音楽ではない部分でもファンのために色んなこと工夫してくれて


私みたいな雪国のクソ雑魚地方民は本当に本当にそういう細かな一手間が最高に嬉しいし靖子ちゃんのご飯絶対美味しいんだろうな〜とか思ってます。


(本当は去年仙台のチケット取りたかったけど秒で売り切れて会えなかったのでクソカワPARTY発売後にツアーがあったら今度こそ行きたい…!)



とりあえず7月のクソカワPARTY発売を楽しみに、それまでにもう一度本を読み返してみようと思います!おわり!

4月14日 モーニング娘。'18盛岡公演感想

久しぶりに現場に行けました!

娘ちゃんは基本DDだけど
箱推しより単推しした方が現場は楽しいので

・横やん(顔と声とふてぶてしさが好き・ふなちゃん繋がり)
・ちぃちゃん(ふなちゃん繋がり・可愛い)
・ちぇる('18だとちぇるの歌が一番好き)

の中で誰かを推そうと思い、ネットパトロールをして横やん推しでいくことに


盛岡市民ホールは西口から3分真っ直ぐ行けば着くので方向音痴には嬉しい現場
(八王子ホールよりも分かりやすいと言えば伝わるだろうか)
駅周辺なので食事にも買い物にも全く困らないのが最高ですね。

グッズ列には12時前くらいに並びました。
200人近く並んでいましたが会計所が6ヵ所もあり(普通のホール紺でこんなに会計所あるの初めてみた)一時間くらいでグッズは購入できました。


席は座って見たいからファミ席にしました。
(もう若くないしね。ファミ席はいいぞ。地蔵で単推しするならファミ席。ヒールもはけるし汗も飛び散らない)
左側のはじっこ!良い感じの席!

一階は満員、2階も空席は殆ど無く、3階にもちらほら人が座るほど。ファミ席も殆ど埋まっていて
2015年、2016年の盛岡紺より確実に人が増えてると実感したし、7都市以外で昼夜公演出来るようになったことも感動でした。
一階は驚異のエメグリ率。マジでまーちゃん凄いなと思いました。老若男女問わずって感じで。
2009年くらいのれいな無双時代を彷彿とさせました。
今回のツアーTではなくエメグリT着てる人が殆どで、やっぱクールハロー止めようよという気持ち…
(あとニコイチ女ヲタの片割れがだいたいまー推し説。を推奨したい)

次いで東北出身あゆみんのロイヤルブルーが目立ちます。
(だいたいの青色集団が「終わったら盛岡or仙台に泊まって明日は凱旋だ!」とホテルの予約や新幹線のチケットの確認、寿司屋への段取りをしていて笑った。
青色集団のバンダナ率の高さも気になるところ。
なんか体育会系が多いよねあゆみんヲタ)


あとはフクちゃんのホットピンク、えりぽんの黄緑、小田ちゃんのラベンダーがだいたい同じくらい

普段はフクちゃん推しもっといる印象だけど東北だからか少なめに見えました。
(フクちゃん推しは古参ぽい男の人かスカートはいてる女の子って感じで異文化感が強かった)

えりぽんと小田ちゃんは女ヲタが多かった
でも女ヲタの種類がなんか違う!
(えりぽん推しの女ヲタはオフ会でもやってるのかってくらいアグレッシブに「リアルでは初めまして〜」てやってた。驚異のコミュ力。だいたい集団。)

小田ちゃん推しはグッズめっちゃ買ってる子多かったです。(なんていうか…ライトじゃないガチヲタが多い印象)

あと加賀ちゃん推しの男性が結構いて現場人気を感じました。
(正直ネットで結構強く書かれることが多いからドキドキしてたけど思った以上に善戦してて良かった加賀ちゃん…てなった)

逆に2階席はちぃちゃんやまりあ推しの新規っぽい子が多くてそれも良かった…良かった…

でも12期以降のヲタはクールハローの影響からかカラーT着てない人多くてちょっとガチヲタが少なく見えました。
(一階席行くヲタはカラーTじゃなくても推し色のジャージーやトレーナーだったけど、それでも11期との間に隔たりを感じた。特にまりあやあかねちんの色はメンズ服にあまり無い色だからか目立たない。自作っぽい人も多かった。)





ステージ演出やセトリについてはネタバレになるので割愛しますが、









ここからは個人の感想です!




13人は多い!!!!!!
ホールでも狭い!!!!!!
正直'15の時と人数は一緒なのにめちゃくちゃ見辛かった!!!!!!



てのが今回の悲しかった点です。



ステージ端から端までぎりぎりと並んでる時が多くて、今回の舞台がちょっと特殊なのもあってめちゃくちゃ縦横に広がるもんだから

私コンサート前は1推し横やん2推しちぃちゃんでいこうかな〜とか思ってたけど、この二人が対で動くことが多く目が足りなかったので
途中ちぃちゃん全く見てない…
それでも武道館くらいの広さがあれば見映えがするのだろうけど
ホールでは狭苦しく見えてちょっと残念でした。

'15はフォーメーション上まとまってる時が多かったから他のメンバーも見れたけど
今回は単推しじゃないと顔が見れない(ファミ席なのに…)



箱推しには厳しい時代ですね


途中のユニット曲メドレーでようやく全員をじっくり確認出来ました。

セトリについては、正直ここ10年くらいで個人的に一番好きじゃないです。曲が当たりが多いのに順番や繋ぎにうん?てなりました。
'17のセトリが良かったからよけいに。
はーちん卒業スペシャルの時は何かしら改善されるのだろうか…
最近の曲はコール入れれないので昔の曲の方が自然に盛り上がってみえるのも悲しい。
でもBパターンなのでこれでも当たりだったみたい。






メンバーの感想は

ちぃちゃん…圧倒的に可愛い。生で見た方が可愛い。あと身体つきが凄い。お腹が凄い良い。
どぅーのパートの他おいしいパート貰えてて、歌うとき胸に手をあてて困り顔するのめっちゃ危うくて「頑張れ!!」て言いたくなる。超可愛い。

芽生える庇護欲。呼び覚まされる母性本能。

にも関わらずダンスになると男前!!
ダンスだけ見るとすごい男性的というか、髪の振り乱し方とか首、肩の入れ方がイケメン。
(男前ダンスといえば鞘師だけど鞘師がハードボイルドな感じとすればちぃちゃんはニュートラルというか、家の事情で女として育てられた美少年みたいな躍り方)

途中からはちぃちゃんじゃなくてちぃ様でした。
カンガルでは見たことのないちぃちゃんに『大きくなったのぅ…』と呟くBBAこと私。



横やん…今回推させていただきました〜!
そもそもお顔が'18の中だと一番好きなんです。ずっとニコニコしてて可愛え。部活の可愛い後輩感凄い。
推して分かったことはどぅーやズッキのパートを順調に貰えてるってこと。ラブマシーンとかおいしいところもちらほら。
ゆえにあの一本調子な歌唱が気になる。
13期二人は素直なのか粗削りなのか分からないけど表現<<<力みたいな歌い方するよね
力こそ全てみたいな歌い方するよね

横やん顔は表情豊かなのに歌は棒なの逆に器用
モーコーの大サビみたいな歌い方を他でもしてくれたらなと思いました。

そしてまさかのダンスメンバー選抜!!
からのチキブンセンター!!
いや、…推されてますねとしか言えない!!
身長的にもセンターだとしっくりくる!!

さらにファンサービスの良さ!
正直勘違いだと思うけど!思うけど!
爆レスもらえた気がする!!!!!!
2階だしファミ席だしと思ってたけど横やんがたまたま左側に来ることが多くて
その度にこっちみて指差したり手振ってくれるんですよ
私の周りで黄色振ってたの私だけだったので
(あ…完全に私見てる…)てなった。
ただの危ないヲタクBBA。それが私。

本当正直いって横やん推し少なかったんです。
だからかもしれないけど黄色狙い打ちしてて
(出来る娘だ…)ってなったし一階の横やんガチヲタ勢もあんだけサービスしてくれたら楽しかったと思う。
我が推しふなちゃん繋がりで今回推させていただきましたが次も横やん推しでいこうかなと思いました!



加賀ちゃん…前髪切った加賀ちゃんを生で見るの初めてで、若返った(若いけど)感じ。

そして身体!!!凄い鬼スタイル!
腕が最高ですね!!上腕二頭筋?の筋肉の付き方とか手首から肘の筋とかが本当に美しい!
ヒールめっちゃ高いの履いてておみ足がすごいかっこよかった!
まりあと対になるとキュアマカロンとキュアショコラみたい!(分からない人はプリキュアアラモードぐぐって下さい)絵になる!

腕が長いから同じ振り付けでも他の娘と違う動きに見えるのがとても良かった。
(例えるならみんながこん棒で闘ってるところ一人鎖鎌で攻撃してる感じ。分からないかな。分かって欲しい)



あかねちん…痩せてた!!!!!!!!!!
これが第一印象!少なくとも2年前より確実に痩せた!!
この前足を怪我したからかヒール無しだけど腰から下がヒールありのメンバーと遜色無い。脚長い。
そして本当に不謹慎なんだけどあかねちんのあかねちんがフクちゃんのフクちゃんと良い勝負だった。グラビアしたらロリ巨●で意外と人気出るんじゃないかって気持ちと、(あかねちんにグラビアをさせるなんて…この鬼畜!)て気持ちでグラグラした。

終始ニコニコしてて、吹っ切れた印象だった。はーちんの卒業も関係あるのかな?



まりあ…今回生で見て一番美しかったのはまりあ様です。優勝。優勝に次ぐ優勝。文句無し。
圧倒的に顔面が良い。スタイル抜群。漫画みたい。

ファンタジーが始まるは完全にまりあセンターでとても良かった!!パートも凄く増えてて多分初期のやや干され期から推してた人は今のまりあを推すの嬉しくて楽しくてしょうがないだろうな〜て気持ち。
歌い躍りながらウィンクするわ手ふるわアイドルになるために産まれてきたのかと。
MCでは天然いじられキャラだし死角は無いのかと。
歌も安定していたし、声が少し低めだからプラチナ期の楽曲はハマっててDVDより全然上手に聴こえた。きっとたくさん練習してるんだろうなあ…
元々のポテンシャル高いのに努力を怠らないハロプロの至宝。それがまりあんらぶりん。



ちぇる…まりあと並んで(今推すの楽しいだろうな…)って気持ちにさせられたのがちぇる。
なんにしても歌が素晴らしいです。
ソロパートも良いしユニゾンも綺麗。
英語も何言ってるのかネイティブで全然分からないけどかっこいい。
まーちゃん小田ちゃんに並ぶくらい上手く聴こえた。

自然なのか意図してるのか分からないけど止まった時の姿勢がだいたいS字ラインなのでダンスがとても色っぽく見えた。
あとやっぱり声が可愛い。あの声好き。



はーちん…卒業発表したこともあり紹介映像での歓声が最も多かった。本人がさっぱりしているので忘れそうになるけどもう会えないんだよなあ…てしんみり。
始めて見たのは'15のコンサートだったけど、3年半でこんなに可愛くなるのか?というくらい垢抜けてた。透明感。同窓会とかで「え!?あれが尾形?」って絶対言われる。

隣席の方がペンライトをシーブルーにして応援していて、途中から眼鏡をとり何度も目を拭っていたので少しもらい泣きしそうになった。
私がオイオイやPPPHをするとぎこちなく次から真似してきたので(はーちんの為に今回初めて来たんだろうな…一人で不安だったろうに…)と想像してまたもらい泣きしそうになった。

知らないヲタクの内面を想像し泣くヲタクBBA。それが私。



小田ちゃん…私はこの子が、そして11期以上の娘たちが今回恐ろしかった。何故なら全員全く息切れをせず終始余裕綽々だったのだ。
恐らく夜公演のため、明日の仙台公演のため、調整しているのだろう。
だというのにあの声量。あの運動量。
安心安定の歌姫なのにダンスも「このくらいじゃ物足りないわ」ってくらい緩急をつけてて
今回は歌はもちろんダンスもすごいと改めて小田さくらの万能性を見せつけられた。
なっきぃ好きなだけあってくねくねするとこがとても似てる。

わき愛の愛されたい小田ちゃんバージョンも聴けて凄く満足。鞘師の決断を感じる愛されたい、フクちゃんの狩猟民族的な愛されたい、まーちゃんの問答無用の愛されたいとも違う、生命力みたいなしぶとい愛されたいで(うわあ小田ちゃんの愛されたいはこうなのか…)ってニヤニヤしてしまった。



まーちゃん…歌割的に見ると全編に渡りエースor2番手3番手で最初からエロシーまーさん全開でした。

エース級であるにも関わらず漂うアングラ感。
純粋にみえるし邪にみえる。
二面性とかではなく全部がまーちゃんなのは分かるけれど
歌にしてもダンスにしても、表情ひとつとっても無自覚の暴力を受けている気分にすらなって(まーちゃんヲタはどMなんだろうな…)と階下のエメグリ勢を勝手にマゾ認定してしまった。
あとまーちゃんはエメグリ勢にもそれ以外にも爆レスしててそれを受けた人々の喜びようもすごくて。
やっぱりみんなMだと思った。
わりと干されがちな最前にもレスしててそりゃみんなハマるよな〜と。

あと最近のまーちゃんの化粧の仕方がアカシック理姫ちゃんにすごく似てて個人的にはとても好き。


あゆみん…今回ハーフツインだったんですよあゆみん!!めっちゃ可愛い。お目目キラキラ。お肌ピチピチ。腹筋バキバキ。
ダンスもバッキバキで全身の関節が跳ねては縮むもんだからMCの時(ちっさ!!)ってなるあの妙な感覚。軽快なトークで生まれる妙な空気www
格好いいも可愛いも面白いも持ってくのか欲張りめ!東北ならではのホーム感が半端なかった。

あとサービス精神が豊富なんだけどヲタクを掴むぞ!て感じでは無く自然な愛嬌なのが好感高かった。プラチナ期のガキさん並みに客席を隅々まで見てたなあ…。



はるなん…こちらもハーフツインでした!細い!
MCもそつなくこなすお姉ちゃんでした。

歌が格段に上手くなっている。何かあったの?てくらい。途中何回も(本当に今のはるなんなのか?)と疑ってしまった。
ハロプロ25歳定年説でいけばきっとはるなんの卒業は近い。そのくらいの年齢になるとソロ仕事の充実のみを求めてもおかしくないのに、はるなんはモーニング娘としての歌やダンスを諦めてなくて、そういうところが人として尊敬できるなと。



えりぽん…最初はサイドポニー?みたいな髪型で出て来て、途中からみつあみに。みつあみえりぽんめちゃくちゃ可愛い。
エストのクビレとふくらはぎの筋肉が美しかった。にも関わらず素直に褒めたくない気持ちになっちゃうえりぽんの面白さ。
あんなに美人なのに性格とか趣味嗜好がチグハグしてるから。面白いが先にきちゃうから。
なのにパフォ中は格好いいから!!

未だに底が見えない。さらけ出してるのに全然分からない。でももしメンバー内でバラエティ枠選ぶならえりぽんが良いと思うんだよなあ…。


フクちゃん…女王様でした。まず声量。とてつもない。多分一番。そしてダイナミックなダンス。センターにいると貫禄で震える。お強い。
あと痩せたのかな?背中とか腰が'16の時より華奢に見えた。脚を痛めたと聞いていたけど全く分からない。縦横無尽。でも多分肌色のテーピング?を左足にしていたっぽいんだよなあ…大丈夫かな?

ツインテール可愛かった〜!

めんこいTVの武田アナがフクちゃん推しでホットピンクで参戦していたらしいので
また特集してもらえれば良いなと。




とにかく久々の現場でとても楽しかったです。
はーちんと最後に会えたのが嬉しかった!
セトリはう〜んだけど初期曲から最新曲まであるのでどの世代でも分かる曲があるのは嬉しいなと。




千秋楽まで何事もなく、はーちんとはーちん推しにとって最高のツアーになれば良いなと思いました。

和田彩花さん卒業で思うこと

ハロー!プロジェクトのアイドルグループ
アンジュルム(ANGERME)のリーダー 和田彩花さんが卒業を発表しました。

アンジュルムは元々スマイレージ(S/mileage)というアイドルグループでした。

スマイレージのメジャーデビュー時(2009~2010年)は様々な事務所からアイドルグループが次々誕生し、AKBの選挙が全国放送され、K-popアイドルの日本デビューが相次いで

その際『アイドル戦国時代』という造語を初めて使ったのは奇しくも和田彩花さんと同期の福田花音さんでした。

私はアサヤン生まれうたばん育ちのライトなハロプロファンでした。
そして2007年プラチナ期のモーニング娘。に出会ったことと、Berryz工房℃-uteの成長に感激したことでどっぷりと沼にハマっていきます。

そんな私が和田彩花さんをきちんと認識したのは確か2009年のハロコンだったと思います。
『インディーズ活動していたスマイレージがメジャーデビューするらしい』

久しぶりの新グループデビューにハロヲタ界隈はとても盛り上がっていたと記憶しています。

私のハロプロエッグでの推しは福田花音さんでした。
けれど事務所は前田憂佳さんを舞台の主役に抜擢したりHigh-Kingのメンバーに選抜するなどしていたので、スマイレージでも前田憂佳さん推しでいくのだろうと言われていました。

確かに前田憂佳さんは可愛くて人気もありました。が、舞台演出家は福田花音さんを褒めていたのにな…歌なら福田花音さん上手なのにな…という気持ちでモヤモヤしていたのを覚えています。
当時福田花音さんは所謂万能型のパフォーマンススキル、ブログの文才、MCでのトーク、外部舞台への出演等ファンのみならず共演者からの評価も高く神童扱いされていました。

そこで私は(エースとしては推されなくとも、スマイレージのリーダーは福田花音さんだろう、ならばリーダー福田花音を応援していこうかな?)

などと予想していたのですが

蓋を開けてみたらハロプロ界隈でもあまり話題にならない和田彩花さんがリーダーだというではありませんか。



わりとショックでした。




しかしスタイルは抜群ですしなにより美人。
(きっと和田彩花さんはしっかり者で福田花音さんよりスキルがありリーダーシップがとれるのだろう…)

そう思って初めてみたパフォーマンス。

そこで私は度肝を抜かれました。



(この子…めちゃくちゃ音痴だ…!!!!!)



さゆーじあ以来の衝撃でした。



全然音とれてないし、声も震えてるし、声量も無い。吃驚して釘付けになりました。

長い手足を軽々コントロールして跳ねるように踊っているけれど
せっかく可愛いお顔をしているのに要所要所で変顔してメンバーとニヤニヤしているその子は



持って産まれた綺麗な顔と常人離れしたスタイルに全く気づいていない感じというか



無自覚で、無防備で、だけどキラキラと遠くを見ているような目にはとてつもない強さがありました。




2010年メジャーデビューをしたスマイレージハロー!プロジェクトでは久しぶりに華やかなデビューをし、レコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど順調に活動していきました。


私の推しは髪を切られシンデレラの生まれ変わりになっていましたが、
ハロー!プロジェクトでは珍しく外部のアイドルフェスに参加をしては新規を引っ張ってくる
『対外戦闘グループ』として、大きな役割を果たしていたと思います。


しかし新規が増えれば現場は荒れます。
ハロー!プロジェクトでは見たことの無かった『ピンチケ』と呼ばれる集団を知ったのもちょうどこの頃でした。

MIX文化を知らなかった私は急に謎の単語を叫び出す男性集団におののきスマイレージ現場に足を運ばなくなります。



決定的だったのは℃スマ紺でした。
℃-ute目当てではありますが久しぶりにスマイレージも見れるなあとワクワクしていた私の心は
通路を挟んで右側にいたゆうかりんの名を絶叫し続けるピンチケ集団により急速に冷めました。

隣の矢島舞美さん推しの紳士が席を交換してくれなければ帰っていたかもしれません。

MC中も騒ぐピンチケに前田憂佳さんが悲しげな顔をしていたのを覚えています。
しばらくして℃-uteの武道派集団()がピンチケ集団に注意をしにきて
MIXしまくるピンチケの声はTeam℃-uteのうりゃおいが掻き消してコンサートは終わりましたが

私は(もう二度とスマイレージ関係の現場には行きたくない)という気持ちでいっぱいでした。

もちろん新規が全員ピンチケというわけでは無いし
古参のマナーが全員良いかと言われれば違います。
(確か○○がんばらなくてもええねんで!のイベントでマイクスタンド持参で来てもめてたのは古参のハロヲタだったし)

それでもハロプロ以外のアイドル現場はPerfumeくらいしか経験が無かった私にとって
ピンチケという存在は恐怖だったし、このままの状態が続くなら応援は出来ないと思っていました。


しかし順調だったスマイレージにも変化が訪れます。

最年少歌唱メンの小川紗季さんが急に卒業発表をしました。卒業コンサートは無く発表から3日後、予定されていたイベントで活動終了となり

2期メンバーが決まりこれから…という時に一番人気の前田憂佳さんが卒業を発表したのです。



この時の前田憂佳さんのブログは賛否両論ありますが、私はこの時初めて前田憂佳さんという人間の頑固さや青臭さにときめきました。
それと同時に周りがほっといてくれない人生の苦しさを思いました。
彼女がひとつでも多くの『普通』を手に入れられてる今であればいいなと思います。

こうして最強と言われた4スマ時代は1年ちょっとで終わりました。




それからオリジナルメンバーの和田さん・福田さんと2期メンバー4人は『どん底期』と呼ばれる時期に突入します。
そしてこの6スマ時代こそ私がスマイレージにハマった時期です。


可愛い路線だった4スマ時代は声が高めで甘い歌い方のオリメンに合わせた楽曲でしたが
そこから子役出身田村芽実さんの舞台歌唱、エッグ出身の竹内朱莉さん・勝田里奈さんの台頭
さらにポンコツだと思われていた一般枠中西香菜さんが舞台を経て低音ボイス使いとなり、2期が順調にスキルメンとなったことでグループとしての質がぐっと高まり、楽曲も幅が広がりました。

そこには歌が苦手だった和田彩花さんの急激な成長もありました。
デビューからボイストレーナーの菅井秀憲先生に師事していた和田さんはとてつもない進化を遂げていったのです。4スマ時代歌割りが一番少なかった和田さんが歌唱メンとしてパフォーマンスする様は島鉄雄を彷彿とさせました。それほどに凄まじい変わりようでした。
それとともにピンチケ集団は減り、現場でのトラブルも無くなっていきました。

2年かけて47都道府県制覇をし、地獄の21連勤を乗り越えた6人のスマイレージの強さに(スマイレージをもっと応援していきたい)と切に思いました。
(この6人のために現場に行こう)と思えるくらいスマイレージが好きになっていたのです。





そんな時決まった『新メンバーの加入』と『グループの改名』



どういうことだよ!!!!!!!!!!!!!!



てなりますよね。そうです私もなりました。
でもやるんです。そういう事務所です。



スマイレージは『アンジュルム』へと改名し
3期メンバー室田瑞希さん佐々木莉佳子さん相川茉穂さんが加入し
私の推しは2015年卒業を決めました。

この時がほんとにめちゃくちゃ複雑な時期で記憶が飛び飛びです。
アンジュルムの楽曲は格好いい路線になり、つんく♂曲は殆ど無くなりました。つんく♂信者には悲しい展開です。





かにょんからまろへと進化した私のお姫さまは卒業までとてもめんどくさく、けれどハロプロへの愛を惜しみ無く、彼女の学生でいられる時間までもを捧げて尽くしてくれました。



ほんとにほんとに好きになって良かったです。



卒業する時

『彩花のことは、正直、“なんでこんなにヒョロヒョロしている子がリーダーなんだろう”って思いました。
目立ちたがり屋だった私は、目立つ仕事がいっぱいまわってくるリーダーがうらやましいなって思ったりすることもあったけど、今になってすごくわかるんだ。

絶対に私には務まるはずはなかったなって思います。

アンジュルムのリーダーはあやちょにしかできないなと思います。

あやちょと私は本当に磁石のNとSで真逆なんだけど、なぜか一緒にいると落ち着いたり、しっくりきたりします。
一緒に過ごした11年間、本当にいろんな苦楽を共にしてきましたね。
わからないことだらけのデビュー当時が、昨日のことのように鮮明に蘇ります。

4人でスマイレージとして、華々しすぎるほど華々しくデビューしたとき、まさかこの2人が最後まで残るとは思っていませんでした。
そして、こんな波乱万丈なアイドル人生を送ることも想像できないぐらい、華やかなスタートを切らせてもらったよね。

毎日、マネージャーさんに怒られて、ワンワン泣いていたよね。

初期メンバーの2人が卒業したとき、「2人でスマイレージを守っていこうね」と言った約束は果たせたんじゃないかなって、私は思っています。

2人でスマイレージを守り続けてきて、2期メンバーに継承できて、3期のメンバーが加入して、アンジュルムとして再始動して、今とっても勢いがあるアンジュルム

このグループを去ることに寂しさはありますが、不安はまったくありません。』

と福田さんから和田さんへ言葉が贈られました。

不安は全くない、と言い切る福田さんに
和田さんへの絶大な信頼を、二人の絆を感じました。


たった一人のオリジナルメンバーとなった和田さんは、以前にも増して鬼気迫るパフォーマンスをしステージで一際輝きを放つようになりました。


その間上國料萌衣さん・笠原桃奈さん・船木結さん・川村文乃さんが加入し田村芽実さん・相川茉穂さんが卒業しましたが、和田さんはツアーごとに言います。

「今のアンジュルムに自信しかない」と。


この言葉に私は何度もときめき、それと同時に『自信しかない』と言い切る言葉の裏にある努力を思うのです。


私にとって和田彩花さんは推しではありません。


けれど、彼女の存在や努力や感性によって生まれたであろう現ハロー!プロジェクトへの影響を思うと涙が出てきます。

アンジュルムとして夢をみてくれていた気持ちに


『卒業後もステージに立ち続けたい』と思ってくれた勇気に


卒業まで1年間の猶予を作ってくれた優しさに


和田彩花という人間をみて泣けてくるのです。







だからこそ
彼女と彼女のファンにとって卒業までのこの1年間が
どうか素晴らしいものでありますように